PATISSERIE Acacier & D'eux Patisserie-Cafe
11月5日~11日の期間で、渋谷にある東急フードショーでアカシエとドゥー・パティスリー・カフェのコラボプチガトーと各店のプチガトーの限定販売をやっていたので、早速行って来ました。
マカ・フイユ(各609円)です。アカシエの興野シェフとドゥー・パティスリーの菅又シェフが話し合って出来たプチガトーのレシピで、それぞれのお店で作って販売しています。
アカシエです。
横から見ると作りの違いがよく分かります。ドゥー・パティスリー・カフェの方が丁寧に作ってありますね。
写真だと分かりづらいですが、パイの間のコーヒークリームはアカシエの方が色が濃かったです。
上と下はマカロン生地なのですが、ドゥー・パティスリーの方がねっちりしていました。
コーヒークリームの味も言葉では上手く表現できませんが違いました。
見た目、味に違いがあるもののどちらも美味しかったです。
同じレシピで作ったと言っても、作り手の解釈、腕、さじ加減、設備、スタッフが違うんですから、差が出てきますよね。勉強になりました。
皆さんもこの機会に是非食べ比べをしてみてはいかがでしょうか。
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コメント
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初めてコメントさせていただきます。
私も食べ比べてみました。 同じルセットで作ってもこれ程までも食感が違ってしまうのは大変面白かったです。 ドゥー・パティスリーは今回初めて、アカシエは以前からかなり食べていますので、どうしてもアカシエからの視点になってしまいますが。
このマカ・フィーユ、上下のマカロンのパートの食感の強弱で他の部分の要素が全て決まってしまったと思います。 ですから、作りが丁寧かどうかというよりも、全体のバランスを考えるとこう作らざるを得なかったのではないかと思います。 興野シェフのインタビューを読むと、パートにムラング・イタリエンヌかムラング・フランセーズ使うかの違いによるようですね。
ドゥー・パティスリーは中間のフィタージュも目が詰まり堅く、クリームも粘着度が高く、更にコーヒーの味もクリームと一体化していなく”バニラ主体のクリームにコーヒーの風味を添えてみました”的な印象ですが、このやり方も”有り”だと思います。 各々のパーツの味は強くハッキリしていますが、若干、纏まりに欠けているように感じました。 ただ、クリームのバニラの香りが前面には強く出て来ませんがとてもきれいで余韻が長く感じましたので、恐らく、非常に上質なバニラを使用しているのではないかと思います。 それが、この値段に反映されたのではないでしょうか。
アカシエはマカロン、フィタージュ、クリームの全てがきれいに纏まり一体感はありましたが、ドゥー・パティスリーに感じたようなバニラの香りはコーヒー・クリームとして一体化して混ぜ込まれてしまったようで、同じようには感じられませんでした。 これが、ある程度有名なパティシエでしたら、素晴らしい出来となるかもしれませんが、アカシエのレベルですと当然ハードルは高くなりますので、「”らしくない”こじんまりとした普通の作品」としか評価出来ないと思います。 逆に、ドゥー・パティスリーのマカ・フィーユのほうが余程アカシエらしいです。
何れにしても、今回のマカロンとミル・フィーユの組み合わせで何か”新し世界”が拓けたということは全く無く、ただ、単にやってみました程度で完成度もさして高いとは思えず、このままでは店頭に商品として並ぶことは無いと感じます。 こう考えると、ピエール・エルメの2000フィーユは、とてつもなく凄い作品だったのですね。
今回、東急フードショーでは一緒にサントノーレ・ミュール・エ・カシスも購入しましたが、アカシエのあの2種類のサントノーレにかなり近い印象でした。
初めてなのに、ついつい長々とコメントしてしまいました失礼を、お許しいただけましたら幸いです。
投稿: S-WEST | 2009年11月15日 (日) 10:00
>S-WESTさん
初めまして!コメントありがとうございます!
私はS-WESTさんのように細かく分析して頂かなかったので、非常に興味深く拝見しました。
ただマカ・フイユは今回のイベント限定ということだったので、お店には並びません。
確かにエルメのミルフィーユを食べた時のインパクトと比べると今回のマカ・フイユは弱い感じはしますね。
ドゥー・パティスリーのサントノーレはイベント後「アカシエのアントワネットを意識して作ったんですか?」と菅又さんに伺ったら、意識は全くしていなくて、秋冬のサントノーレを作りたいなと考えて、美味しいカシスのジュレができたので、それを活かせないかと考えていったら、あのサントノーレになったそうです。
いえいえ、興味深いご意見を頂けて参考になりました。ありがとうございました。
投稿: ようすけ | 2009年11月15日 (日) 21:26